|管理会計活用のすべて|中小企業向1000文字ブログ

~「ひとつ たった2分」で読める管理会計~

課題発見のフレームワーク「課題=理想-現状」と管理会計

(注)このブログでの「管理会計」の定義

f:id:marcas_HOLLY:20211112071737p:plain

管理会計が経営に役立つ、という期待はあるんだけど
具体的にどうなんだろう?

外部公表用の財務会計と違って「経営者のための自由な会計」である管理会計は、まさに経営のための会計です。

思考のフレームワークとの組み合わせで、さらに有効なツールとして活用できます。

その一つとして「課題解決のための管理会計」を紹介します。

f:id:marcas_HOLLY:20211109205437j:plain

管理会計は、ほんとうに役に立つのか?

管理会計は「経営に役立ってナンボ」です。

経営に活用しない管理会計は「ただの数字のお遊び」に過ぎません。

「少しでもよくしたい」「もっと進化・成長したい」という経営者にとって「使わない理由」はありません。

思考のフレームワーク「課題発見の方程式」

個人のパフォーマンスを良くするため多くの「思考のフレームワーク」が知られていますが、その中でも代表的な「課題発見の方程式」。

(課題)=(あるべき姿・ゴール)ー(現状)

課題とは、あるべき姿・ゴールと現状のギャップです。

例えば「利益率が低い」と表現しても、どれくらい低いかわかりません。また、理想の利益率も曖昧です。

これに対して「あるべき利益率が20%」「現状は15%」だとすれば、解決すべき課題は「5%」というように可視化でき、具体的に発見することができます。

課題解決ツールとしての管理会計

経営課題を発見するための「あるべき姿・ゴール」そして「現状」、この2つの要素を具体的に数値化=可視化するツールとして会計は最適です。

経営状態を評価するために様々な指標がありますが、これらの指標について「あるべきレベル」と「現状」を比較することで、多くの経営課題が明確になります。

一般の財務会計でもできないことはありませんが、多くの指標は「上場企業」を想定しているので、オーナー経営者が多い中小企業には不向きです。

そこで、中小企業の事情や特性を踏まえた各種指標で評価できる管理会計が必要になるのです。

管理会計による予算管理がベスト

具体的には「世間一般が良しとする指標」にとらわれることなく「あなたのゴール」を数値化し、それに対する課題を明確にすることが大切です。

そのための方法は「管理会計による予算管理」がベストです。

「予算」とは、まさに「経営者が目指すゴール」であり「月次決算」との比較検討によって、多くの経営課題を発見することができます。

管理会計は経営課題発見ツールといっても過言ではありません。

まとめ
  • 課題発見の方程式:課題=あるべき姿-現状
  • ゴールと現状を会計によって可視化する
  • 予算管理がベスト
  • 管理会計は最強の経営課題発見ツール